少数株ドットコム株式会社（代表取締役社長：山中　裕、本社：東京都練馬区、以下「少数株ドットコム」）は、株式会社ピエラス（代表取締役社長：比那　勝郎、本社：大阪市中央区、以下「ピエラス」）に対する株主権確認請求及び株主名義書換請求訴訟を提起した旨、下記の通りお知らせいたします。
 
少数株ドットコムは、ピエラスの発行済株式を２０２５年１月に譲り受けましたが、株主としての地位を確定すべくピエラスに対し譲渡承認請求を行っておりましたが、未だ承認するか否かの返答がありません。これは会社法違反に該当するうえ、あろうことかピエラスは、旧株主がピエラスの株主であった事実がなく、少数株ドットコムもまた株主ではないとの反論をするに至っております。
 
しかし、少数株ドットコムはピエラスの旧株主との対話を通じて、正当な株主であった旧株主から正当な手続きを踏んで株式を譲り受けている事実を確認しているため、ピエラスに対し、少数株ドットコムが株主であることを確認を求めるとともに、株主名簿の書換手続きをすることを求め訴訟を進めてまいります。
 
 
１．当事者に関する情報
 
原告：少数株ドットコム　代表取締役　山中　裕
 
被告：比那　勝郎（ピエラス株式会社　代表取締役）
 
 
 
２．訴えの概要
 
少数株ドットコムは、ピエラスの発行済株式を２０２５年１月に譲り受けましたが、株主としての地位を確定すべくピエラスに対し譲渡承認請求を行っておりましたが、未だ承認するか否かの返答がなく、株主名簿の名義書換の手続きもなされておりません。
 
旧株主から提供された過去の株主名簿や確定申告書類等証拠７点から、旧株主は正当な株主であったこと、また少数株ドットコムも正当な手続きを踏んで株式を譲り受けているため、株主権を有することは明白です。
 
以上から、少数株ドットコムがピエラスの株主であることの確認を求めるとともに、株主名簿の名義書換手続きをすることを求めてまいります。
 
 
ご参考）株式会社ピエラス　https://pieras.co.jp/
 
 
当社は引き続き、「上場株式のような取引市場が存在せず、非上場株式を手放したくても手放せない状況に置かれている株主に最適なソリューションを提供する」および「自社での株式買取を積極的に行い、社会的責任のある株主として非上場企業におけるガバナンス強化や信頼の向上に寄与する」というミッションのもと、非上場株式流通という分野において少数株主と企業にとって、より流動性が高く公正で開かれた選択肢の提供にコミットしてまいります。
 
 
 
◆少数株ドットコム株式会社は、金融庁の「責任ある機関投資家のための原則」（日本版スチュワードシップ・コード）に準拠し、この原則に沿って投資先企業をモニタリングし、投資先企業と対話を行っています。
https://www.shosukabu.com/stewardship-code/
 
 
以上