― 多様な地域課題に応える、地域起点のイノベーション創出拠点へ ―
2025年8月吉日
ete JAPAN株式会社（本社：広島県三原市、代表取締役：石川恵理香）及び、株式会社デジタルツイン総合研究所（本社：島根県雲南市、代表取締役：黒田佳吏夫）は、ソフトバンク株式会社が運営する技術開発拠点「せとうち Tech LAB」（広島県福山市）において、ete Japanが開発する次世代AI「Sapisエンジン」の展示を開始したことをお知らせいたします。
 
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■せとうち Tech LABと地域の未来
福山市は、瀬戸内エリアの中心に位置し、都市部、中山間地域、湾岸工業地帯、さらには離島と、極めて多様な地理的・社会的特徴を有する中核都市です。
「せとうち Tech LAB」は、こうした多様性を強みに変え、AIをはじめとした最先端テクノロジーを活用することで、地域課題の解決と新たな産業・価値の創出をめざすイノベーションのハブです。
せとうち Tech LABの様子
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■Sapisエンジンの展示意義と狙い
 
今回の展示では、Sapisエンジンが持つ以下の特徴を活かし、「地域起点の社会実装モデル」を可視化します
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個人の興味関心・志向性を深層的に捉えるAIプロファイリング技術
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地域資源・人材・学びの接続による“自己実現支援”の提案力
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教育・HR・まちづくりなど複数分野への応用可能性
 
当社は、Sapisを単なるAIエンジンとしてではなく、「地域社会の意思決定を支えるOS（Operating System）」と位置づけており、本展示を通じて、多様な主体と共に“地域の未来を共創する”契機としたいと考えています。
実際の展示の様子
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■今後の展望
Sapisエンジンの展示は、今後の共同実証や社会実装フェーズへの第一歩にすぎません。今後は、以下のようなアップデートを予定しています
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地域住民や学生が自らAIを使いこなす“共創型UI”の体験型展示
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福山をモデルとした教育・キャリア支援のシナリオ展示
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中山間地域や離島における“関係人口AIマッチング”の実験的導入
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■ete Japan株式会社について
 
ete Japan株式会社は、広島県三原市を拠点とするテクノロジー企業です。多様な地域社会に寄り添いながら、AIを活用した地域課題の解決に取り組んでおり、瀬戸内エリアを中心に、教育・人材・まちづくり分野でのプロジェクトを展開しています。
 
2025年には本社を大崎上島町から三原市へ移転し、より広域な社会実装・連携を見据えた体制強化を図ってまいりました。今後も、AIエンジン「Sapis」を中核とした実証実験や協働を通じて、地域発のイノベーションを共に創り出すプラットフォームとして成長してまいります。
 
■株式会社デジタルツイン総合研究所について
 
株式会社デジタルツイン総合研究所は、ete Japan株式会社が開発するAIエンジン「Sapis」を中核に、教育分野およびHR（人材開発）分野への市場展開を推進するとともに、宇宙産業や先端ロボティクス領域など新産業分野への応用にも挑戦するイノベーション推進企業です。
 
当社は、ete Japan株式会社の技術開発力と緊密に連携しながら、Sapisの持つ高度なAI機能を、教育機関や企業の人材育成ニーズに最適化された形でご提供しています。具体的には、個々の学習者や従業員の特性を詳細に分析し、最適な学習パスや成長機会を提案するデジタルツイン技術を活用したソリューションを展開しています。
 
この戦略的パートナーシップにより、ete Japan株式会社が技術開発に専念する一方で、当社はマーケティングと顧客開拓に注力することで、より効率的かつ迅速なサービス展開が可能となっています。現在は広島県、島根県をはじめとする山陰地方への展開を進めており、段階的に日本全国、そして将来的にはグローバル市場への進出を計画しています。
 
地域に根ざした実証実験で培った知見と、最先端のAI技術を融合させることで、教育と人材育成の新たな可能性を切り拓き、持続可能な社会の実現に貢献してまいります。
 
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