~清潔な環境で生活するためには内部の掃除がマスト。適切な掃除方法や頻度をプロが解説~
株式会社ナック(本社:東京都新宿区、代表取締役社長:吉村 寛)は、ダスキンのフランチャイズ事業を行うレンタル事業(レンタルビジネスカンパニー代表:脇本和好)において、9月15日の「敬老の日」に向けて全国65歳以上の男女500名を対象に「シニア世代のエアコンクリーニング」実態調査を実施しました。
 
厳しい残暑が続くなか、熱中症対策としてシニア世代にもエアコン使用の大切さは認知され始めていますが、エアコン掃除の大切さも意識していただきたいという思いから、今回の調査の実施に至りました
 
その結果、年に1~2回のフィルター掃除のみ行うシニア世代が57.4%を占め、エアコン内部まで掃除するプロのエアコンクリーニングを頼んだことがない人は75.6%にのぼりました。一方、エアコン掃除のきっかけは「ホコリや汚れが気になるから」「節電のため」が多数となり、シニア世代が求める清潔さや節電を叶えるために、エアコン内部まできれいにすることが重要であることが示されました。
調査概要
調査名:シニア世代のエアコンクリーニング実態調査 
調査方法:インターネット調査 
調査期間:2025年8月26日~8月29日 
対象:全国65歳以上の男女 
※調査結果をご紹介いただく際は、「株式会社ナック調べ」と注釈をご記載ください。
調査結果
1.シニア世代のエアコンの掃除頻度は、「半年~1年に1回」が57.4%
シニア世代にどのくらいの頻度でエアコンを掃除しているか聞いたところ、「半年に1回」が33.8%、「年に1回」が23.6%となり、あわせて57.4%が年に1~2回掃除をしている結果となりました。一方で、 「全く掃除しない」が12.6%、「数年に1回」が10.6%おり、ほとんどエアコン掃除をしていない層も一定数いることが明らかになりました。
2.シニア世代の78.5% が、エアコンを「自分でフィルターのみ掃除」
Q1で、頻度を問わず<掃除する>と答えたシニア世代に掃除方法を聞いたところ、78.5%もの人が「自分でフィルターのみ掃除」していると回答しました。また、「自分で手の届く部分のみ掃除」している人も半数近くおり、自分でできる範囲でエアコン掃除を済ませている人が多い結果となりました。一方、「プロのエアコンクリーニングを依頼」という人は7.8%に留まりました。
3.シニア世代がエアコンを掃除するきっかけは、「ホコリや汚れ」が65.4%。また、36.2%が「節電のため」に掃除をしている
Q1で、頻度を問わず<掃除する>と答えたシニア世代にエアコンを掃除するきっかけを聞いたところ、「ホコリや汚れが気になるから」が65.4%となり、エアコンから出る風の清潔さを重視する人が多いことが浮き彫りになりました。また、「掃除をすると節電になるから」が36.2%いることから、電気代の節約を意識している人も多いことが明らかになりました。
4.シニア世代の75.6%がプロのエアコンクリーニングを頼んだ経験なし
シニア世代にプロのエアコンクリーニングを頼んだことがあるか聞いたところ、「頼んだことはない」が75.6%となりました。「知らなかった」と答えた人は0.4%に留まっており、サービスの存在は知っているものの、シニア世代にとってはまだまだ身近なサービスではないことが浮き彫りになりました。
5.シニア世代がプロのエアコンクリーニングを頼まない理由は、「費用が掛かるから」が66.1%
Q4で「過去に1度だけ頼んだ」「頼んだことはない」と答えたシニア世代449人に、プロにエアコンクリーニングを頼まない理由を聞いたところ、「費用が掛かるから」が66.1%となりました。「問題なく使用できているから」も39.2%おり、故障していない限りプロに頼む必要はないと考えるシニア世代が多いことが分かります。
6.シニア世代の31.9%が、Q5の課題がクリアできればプロのエアコンクリーニングを頼んでみたいと回答
Q5で「知らなかったので今後頼んでみたい」「特にない」以外を答えたシニア世代408人に、Q5の課題がクリアできればプロのエアコンクリーニングを頼んでみたいか聞いたところ、31.9%が「はい」と回答しました。一方、35.5%が「いいえ」、32.6%が「わからない」と答えており、プロに頼むことへの意識が2分される結果となりました。
掃除のプロが解説する、正しい「エアコンクリーニング」のポイント
株式会社ナック レンタルビジネスカンパニー ダスキン事業本部
ケアトレーニングセンター 川田俊之・永塚健一
日頃のフィルター掃除&プロによる内部クリーニングがベスト
「エアコンから出る空気は毎日吸うものです。特にシニア世代の方々は、健康のためにも、体にやさしい清潔な空気が出るよう日頃からエアコンをきれいに保つことが大切です。
そのためには、エアコン内部まで定期的に掃除することが重要。
内部はご自身で掃除すると危険なのでプロに依頼することをおすすめしますが、普段からフィルターのみ掃除するだけでも一定の効果が見込めます。ご自身でのフィルター掃除&プロによる内部クリーニングの合わせ技がベストです」
※画像はイメージです
内部をきれいにすれば節電効果アップも見込める
「エアコンは、設定温度に到達するまではフルパワーで稼働する仕組みになっているため、電気代も高くなります。ただし、内部がきれいであれば効率的に稼働するためより短い時間で設定温度に到達し、結果的に電気代の節約につながります」
 
お掃除機能付きエアコンもクリーニングは必須!取り切れないホコリが溜まる可能性
「お掃除機能付きエアコンは、ほとんどの場合内部にダストボックスが備え付けられており、そこに自動で集めたホコリを溜める仕組みになっています。ダストボックスの存在を知らない方も多いので、何もせず放置しているケースも多いですが、ダストボックスをこまめに掃除していたとしても取り切れないホコリがエアコン内部に溜まるため、やはり掃除は必要です」
おすすめの頻度は3か月に1度のフィルター掃除&2年に1度のプロによるエアコンクリーニング
「エアコン内部のホコリを放置すればするほど、水分と合体し  
てたくさんのカビが発生してしまいます。そのため、ご自身でのフィルター掃除はできれば1か月に1回、最低でも3か月に1回程度行うのがおすすめ。加えて、2年に1回程度はプロのエアコンクリーニングで内部まできれいにすると効果的です」
補足資料
■株式会社ナックについて https://www.nacoo.com/
当社は、1971年に株式会社ダスキンのフランチャイズ加盟店として創業して以来、「暮らしのお役立ち」を軸として、積極的な事業領域の拡大を行ってまいりました。2021年には創業50周年を迎え、現在ではダスキン事業を中核とするレンタル事業に加え、宅配水事業を展開するクリクラ事業、地場工務店の経営支援を行う建築コンサルティング事業、住宅事業、美容・健康事業と、「暮らし」と「住まい」に関わる幅広い領域において全国のお客様とダイレクトにつながりを持ち、さらなる成長を続けております。
 
■ナックダスキンについて https://nac-duskin.com/
当社の創業事業であるダスキン事業は、全国1,900の加盟店で売上高・顧客数ともにNo.1を継続しており、関東を中心に札幌、大阪、名古屋、福岡などにもエリアを拡大しています。家庭および事業所への清掃用品の定期レンタルを行う「レンタルサービス」、エアコンクリーニングをはじめプロの清掃サービスを提供する「ケアサービス」のほか、家事代行や庭のお手入れ、介護用品のレンタルや介護リフォームなどを幅広く提供しています。
 
株式会社ナック 会社概要
社名:株式会社ナック
設立年:1971年5月20日
資本金:6,729,493,750円
代表者:吉村 寛
社員数:連結1,717名(2025年3月末現在)
本社所在地:東京都新宿区西新宿1-25-1 新宿センタービル42階
電話番号:03-3346-2111(代表)

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