一人一人の心のなかに潜む小さなエゴと日本社会の闇を可視化することで、海ごみを生み出している社会構造に向き合うプロジェクト『うみごme』、アリオ川口店にて展示イベントおよび寄贈式を10月4日に開催
デザインを通じて社会課題の解決に取り組むissue+design(特定非営利活動法人イシュープラスデザイン:東京都文京区)は、株式会社イトーヨーカ堂からの寄付を原資として日本財団を通じた支援を受け、「うみごmeの惑星展」を埼玉県川口市にて初めて開催します。
 
拾っても、拾っても、なかなか減らない海ごみ。 海ごみのおよそ8割が、街で発生したプラスチックごみ等が河川を伝って海に流出したものだと言われています。その裏側には「ごみ」自体を生み出してしまっている私たちの社会で何が起きているのか、 私たち自身がそこに向き合えていないという現実があります。
『うみごme』は、身近に落ちているごみを収集し、そのごみからみえてくる私たちの社会の誰しもがもつ「小さな身勝手な気持ち=エゴ」を可視化することで、海ごみを生み出している社会構造に向き合うためのプロジェクトです。本イベントでは、うみごmeの考え方を参加型・対話型で体感していただくことで、海ごみの抑制に向けた意識啓発を行います。
 
本プロジェクトは、株式会社イトーヨーカ堂からのご寄付を原資として、日本財団「海と日本プロジェクト」を通じた支援を受け、issue+designが実施するイベントです。
 
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イベント概要
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会 場:イトーヨーカドー アリオ川口店 1階(〒332-0033 埼玉県川口市並木元町1−79)
日 時:2025年10月4日(土)10:00-16:00
対 象:大人からこどもまで大歓迎です
参加費:無料
申込み:原則不要(一部ワークショップのみ要予約)
    *事前にご来場予約をいただいた方には、オリジナル冊子をプレゼントしています
内 容:うみごmeの世界観を体験できる3つのコンテンツを実施します
注 意:多世代にご参加いただけるように本イベントの内容にはふりがなをふっていますが、むずかしい単語も含まれます。ぜひ、親子や友人と対話しながらご参加ください
 
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来場予約・ワークショップの申し込みはこちら
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《 content1 》うみごmeの惑星展
ごみにつながる私たちの中にある「気持ち」の化身である個性豊かな『うみごme』たち
2XXX年、地球はごみだらけになり、「ごみの星」と呼ばれるようになりました。昔は青くてきれいだった地球も、もう食べ物や飲み水を手に入れるのも大変な場所になってしまいました。困った人々は話し合い、新しい星を探すための調査団をつくりました。そして、一部の仲間を地球に残し、宇宙へと旅立ちました。100年、200年、300年…
長い年月がたち、ついに調査団は人間が住めそうな星を見つけました。しかし、その星に降り立ったとき、彼らが見たものとは…!?
 
~ 参加者が取り組む3つのミッション ~
『ミッション1:惑星を調査せよ!』調査員として惑星を探索し、うみごmeの生態を解明しよう。
『ミッション2:うみごmeを捕獲せよ!』きみの中にいるうみごmeを描いてみよう。
『ミッション3:うみごmeを封印せよ!』封印アイテムを手に入れて、うみごmeとお別れしよう。
 
 
《 content2 》スペシャル・ワークショップ
「 海ごみについて学び、海洋プラスチックでうみごmeをつくろう! 」
時 間:13:00-14:30(1時間半)
申込み:予約制(先着15組30名さま程度)
対 象:海ごみに関心のある親子や高校生以上の大人の方
     *ワーク内容は小学校4年生以上を対象に設定をしています。ご了承の上、お申し込みください
 
内 容:
13:00 ウエルカムトーク&寄贈式(30分)
     * 本イベントのスポンサーである株式会社イトーヨーカ堂さまと日本財団さまによるご挨拶と活動紹介を行います
13:30 うみごme ワーク&トーク(40分)
     *身近なごみを通じて、海ごみについて考え学ぶセッションです
14:10 海洋プラ・うみごme 制作(20分)
     *海洋プラスチックを使用し、オリジナルのうみごmeを制作します
14:30 集合写真の撮影、終了
 
注 意:作品が乾燥するまでに1時間程度かかります(終了後、16時までに引き取り)
    広報のため、写真の撮影・SNSなどでの発信があります。ご了承ください
 
 
《 content3 》ミニ・ワークショップ
時 間:10:00-12:00
所 要:制作時間 20-30分程度(各自で取り組みます)
申込み:予約不要・先着順、随時受入れ(20セット程度のご用意になります)
対 象:海ごみや海洋教育に関心のある方
内 容:海洋プラスチックを使用し、オリジナルのうみごmeを制作します
注 意:うみごmeの惑星展を見ていただいたあとの制作になります
    1人で制作が難しい場合は、お連れ様に制作のサポートをお願いします
    作品が乾燥するまでに1時間程度かかります(終了後、16時までに引き取り)
 
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来場予約・ワークショップの申し込みはこちら
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うみごme プロジェクトについて
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主催・企画 | issue+design
「社会の課題に、市民の創造力を。」を合言葉に、2008年から始まったソーシャルデザインプロジェクト。市民・行政・企業が参加し、地域・日本・世界が抱える社会課題に対して、デザインの持つ美と共感の力で挑む。東日本大震災のボランティアを支援する「できますゼッケン」、妊娠・出産・育児を支える「親子健康手帳」、人との出会いを楽しむ旅のガイドブック「Community Travel Guide」、300人の住民とともに地域の未来を描く「高知県佐川町 みんなでつくる総合計画」、認知症の方が生きる世界を見える化する「認知症世界の歩き方」他、行政や企業とともに多様なアプローチで地域が抱える課題解決に挑むデザインプロジェクトを多数実施中。
https://issueplusdesign.jp/
 
寄付 | 株式会社イトーヨーカ堂
イトーヨーカ堂は、これまでさまざまな社会環境の変化に、価値ある商品やサービスの提供を通じて対応し、豊かで便利なくらしの実現に努めてまいりました。その一方で、さまざまな環境問題や外部不経済などの社会課題が顕在化し、社会の持続的発展にはその解決が急務となっています。
このような現状認識に基づき、全国の店舗ネットワークとサプライチェーン全体で、さらなる環境負荷低減を推進し、豊かな地球環境を未来世代に繋いでいくため、全従業員が一丸となって取り組んでまいります。
https://www.itoyokado.co.jp/company/iycsr/vision/
 
協力・支援 | 日本財団 海と日本プロジェクト ~ CHANGE FOR THE BLUE ~
国民一人ひとりが海洋ごみの問題を自分ごと化し、”これ以上、海にごみを出さない”という社会全体の意識を向上させていくことを目標に、日本財団「海と日本プロジェクト」が推進しているプロジェクトです。 海の豊かさを守り、海にごみを出さないという強い意思で日本全体が連帯し、海に関心を持つ人を増やし、海の未来を変える挑戦を実現していきます。
https://uminohi.jp/umigomi/
 
 
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問い合わせ
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イシュープラスデザイン事務局
メール info@issueplusdesign.jp(担当:白木)

デザインを通じて社会課題の解決に取り組むissue+design(特定非営利活動法人イシュープラスデザイン:東京都文京区)は、株式会社イトーヨーカ堂からの寄付を原資として日本財団を通じた支援を受け、「うみごmeの惑星展」を埼玉県川口市にて初めて開催します。