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株式会社ヘラルボニー(本社:岩手県盛岡市、代表取締役 Co-CEO:松田 崇弥、松田 文登、以下「ヘラルボニー」)は、株式会社サンリオエンターテイメント(本社:東京都多摩市、代表取締役社長:小巻亜矢、以下「サンリオエンターテイメント」)が運営する「サンリオキャラクターパーク ハーモニーランド(大分県日出町)」とホンダ太陽株式会社(大分県日出町、代表取締役社長:鎌田雅仁、以下「ホンダ太陽」)は、2025年10月19日(日)インクルーシブパーク体験イベント『Harmony for the Future -みんなで未来のためにできること-』を開催します。 |
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共創の意義と背景 |
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本イベントは、障害者雇用の先進企業であるホンダ太陽、「誰もが楽しめるテーマパークづくり」を掲げるサンリオエンターテイメント、そして全国200社以上との企業共創プロジェクト実績を持つヘラルボニーによる共創プロジェクトです。ヘラルボニーがこれまで培ってきた「ちがい」そのものを価値と捉える視点と、空間・プロダクト・体験の設計におけるインクルーシブデザインの知見を融合することで、バリアフリーの枠を超えた、「社会性と経済性の両立」を体現する新しい観光モデルを目指しています。 |
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発達障害や感覚過敏がある方にとって、外部からの多様な刺激が伴う外出にはさまざまなハードルがあります。大きな音や、強い光、人混みなどが原因で不安症状やパニック症状などを引き起こしてしまい、満足に外出ができなかったという声は少なくありません。 |
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過去に発達障害や感覚過敏のある方のご家族に対して実施した外出にまつわるアンケートでは、「過去に外出した際、障害のあるご本人の不安やパニック症状などにより目的を果たせずに帰ったことがあるか」という問いに対し、程度は異なるものの全体の75.6%が「ある」と回答。外出をする際に困難を抱えている人が実に7割以上に及ぶことが明らかになりました。 |
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本イベントでは、そのような来場の障壁に配慮したアクセシビリティ設計を行い、これまで足を運びづらかった方々も楽しめるコンテンツを展開します。 |
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また、障害の有無だけでなく多様な背景を持つ来園者に向けて、「誰ひとり取り残さない」未来の観光のあり方を模索。行政・企業・地域が連携し「観光・雇用・文化」が交差する社会的接点からインクルーシブな社会の実装に挑む新しい取り組みとなります。 |
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本イベントは単発で終わるものではなく、地域資源を活かした連携モデルの構築、さらには企業のDE&I推進における実証フィールドとしての発展も視野に入れています。今後は、多様な業界・企業との連携をさらに拡げ、日本国内外へ波及する「インクルーシブツーリズム」のロールモデルとなることを目指します。 |
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※「インクルーシブデザイン」とは |
年齢、性別、国籍、障害の有無などに関わらず、あらゆる人が排除されることなく参加・利用できるように配慮された考え方や設計のこと。本文章中では、多様な背景を持つ人々がともに過ごし、ありのままで過ごせる環境づくりを目指すアプローチを指します。 |
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3社共創による「社会実装型」テーマパーク体験 |
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2025年10月19日(日)、大分県・ハーモニーランドで開催される『Harmony for the Future -みんなで未来のためにできること-』は、子どもから大人まで、どなたでも楽しめるインクルーシブなテーマパークイベントです。今回のイベントでは、「感覚過敏に配慮した空間づくり」「ユニバーサルモビリティの活用」「HELLO KITTY × HERALBONYによる初のコラボグッズ開発」など、これまでのテーマパークの枠を超えた多様な取り組みを展開します。 |
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体験コンテンツは、ヘラルボニー・サンリオエンターテイメント・ホンダ太陽の3社共創によって開発。「空間設計・プロダクト・モビリティ」などハード面の両面からの、「誰ひとり取り残さない」未来の観光の形が体感できるイベントになっています。 |
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開催概要 |
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イベント名:『Harmony for the Future -みんなで未来のためにできること-』 |
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日時:2025年10月19日(日)10:00~17:00(ステージイベント:10:45~12:30) |
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会場:サンリオキャラクターパーク ハーモニーランド(大分県速見郡日出町) |
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共催:株式会社サンリオエンターテイメント/株式会社ヘラルボニー/ホンダ太陽株式会社 |
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協賛企業(50音順):Ipsum(イプソマ)、三菱商事太陽株式会社、本田技研工業株式会社 |
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参加方法:専用招待券配布(企業・学校・団体を通じて)※イベント当日は専用招待券をお持ちでなくても通常入園可能 |
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イベント内容詳細 |
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1. トークイベント |
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本セッションでは、大分県が進めるインクルーシブ観光施策(佐藤知事)、障害のあるアーティストの価値を社会に実装するヘラルボニーの挑戦(松田氏)、ユニバーサル雇用・環境整備の先駆者であるホンダ太陽(鎌田氏)、そして共感を生む空間づくりに長けたサンリオエンターテイメント(小巻氏)が一堂に会し、「誰もが楽しめるテーマパーク」の実現と、それが切り拓く新しい観光モデルについて語ります。 |
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日時:10月19日(日)10:55~11:45 ※変更の可能性あり |
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会場:フェスティバルステージ |
※どなたでも観覧可能です。ステージ前に椅子席・自由観覧エリアあり。 |
※SNSでのライブ配信を予定 |
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登壇者: |
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株式会社ヘラルボニー代表取締役Co-CEO 松田 崇弥氏 |
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株式会社サンリオエンターテイメント代表取締役社長 小巻 亜矢氏 |
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2.HELLO KITTY × HERALBONY オリジナルグッズ販売 |
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販売開始:10月19日(日)10:00~ ※在庫がなくなり次第終了 |
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販売場所:園内ショップ「カントリーマーケット」(予定) |
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3.パレードツアー実施 聴覚障害や視覚障害のある方などにもパレードを体感いただけるツアーを、本編開始前に実施します。 |
開催日:2025年10月19日(日)午後(予定) |
開催場所:未定 ※詳細は公式SNSや特設サイトにてお知らせします。 |
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4.ユニバーサルモビリティ「UNI-ONE」試乗会開催 |
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「座ったまま移動できる」次世代型モビリティの試乗体験やワークショップを実施します。今回登場する新型UNI-ONE(ユニワン)は、2025年4月13日~10月13日に開催されている大阪・関西万博「フューチャーライフビレッジ」での試乗体験に続く特別企画です。ヘラルボニーのアートでラッピングした限定試乗車のお披露目も予定しております。 |
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「UNI-ONE」試乗会の詳細につきましては、2025年9月中旬頃に開設予定の特設ページにて順次お知らせいたします。最新情報はハーモニーランドホームページ内特設ページにてご確認ください。 |
▶︎UNI-ONE公式ウェブサイト:https://www.honda.co.jp/UNI-ONE/
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5.SDGsライブショー上演「Team Hello SDGs 地球はひとつの星だから」 |
ハローキティがSDGsの大切さを伝えます。たった1つの星『地球』を守るため、今身近にできることを一緒に考え、みんなで1歩踏み出すためのオリジナル参加型ライブショーを特別上演いたします。 |
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6.おたのしみチャリティ抽選会 |
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各企業様のご協力の下、素敵な商品が当たるチャリティ抽選会を開催します。 |
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参加条件:ライブショーは観覧無料/抽選券は1枚500円(開園からハーモニービレッジにて)数量限定で販売いたします。 |
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ハーモニーランドホームページ内『Harmony for the Future -みんなで未来のためにできること-』特設ページ ※9月中旬頃公開予定 |
(C)2025 SANRIO CO., LTD. APPROVAL No.P1709042 |
※本リリースの掲載内容は画像を含め、9月9日現在の情報です。内容は変更になる場合がございますので、予めご了承ください。 |
【ハーモニーランド公式 HP/公式 SNS 】 |
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ハーモニーランドに関するお客様お問い合わせ先(自動音声応答) |
ハーモニーランドゲストインフォメーション TEL 0977ー73-1111(営業時間内) |
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アクセシビリティに関するサポート体制 |
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本イベントでは、多様な来園者が安心して過ごせる空間づくりを目指し、株式会社乃村工藝社の支援を受けて園内の一部休憩スペースを活用したカームダウンスペース(感覚配慮室)を設置や音に敏感な方へ大きな音を軽減するイヤーマフや貸し出しを実施いたします。 |
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また、個数限定で「センサリーフレンドリーバッグ」の配布を行います。センサリーバッグとは、欧米のスタジアムなどで導入が進んでいるサービスです。心を落ち着かせるセンサリートイを詰めたバッグを来場者に貸し出すことで、感覚過敏の方や発達障害の方も安心してイベントを楽しめる環境を提供します。 |
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カームダウンスペース(感覚配慮室)とは感覚過敏のお子さまや音や光に敏感な方、疲れやすい方、小さなお子様連れの方などが、一時的に外界から離れ、落ち着いて過ごせるよう配慮された休憩エリアです。どなたでも入退室自由でご利用いただけます。そして、園内では視覚・言語・情報感度などに配慮した案内マップや心理的安全性を高めるウェルカムシールの提供も予定しており、情報面でのアクセシビリティ向上にも取り組んでおります。 |
※今回へラルボニーが提供するアクセシビリティに関するリストを基に、サポート体制を整えております。 |
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<アクセシビリティパートナー> |
株式会社乃村工藝社未来創造研究所:山口茜・松本麻里 |
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起用作家・作品紹介 |
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作家名:fuco:(佐賀県) |
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学校に行けず暇を持て余していた時期に、作家の母が「マルを描いて」と紙とペンを渡したのが創作のはじまり。マルというモチーフが彼女のなかでピタリとはまり熱中するようになる。マルを描き始めて5年になるが、近年はマル以外のモチーフも描くようになり、マル、サンカク、シカクのモチーフを大きなカンバスに日々飽きることなく描き続ける。コミュニケーションとして発する言葉はわずかだが、頭に浮かんだであろう言葉を繰り返し呟き、言葉と一緒に作品が生まれることもある。 |
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作品名:「ドチラカラデモ」 |
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<STAFF> |
プランナー:阿部 麗実(ヘラルボニー) |
プロジェクトマネージャー:鈴木萌菜(ヘラルボニー) |
コピーライティング・デザイン:丹野晋太郎(ヘラルボニー) |
ビジネスプロデューサー:國分さとみ(ヘラルボニー) |
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【株式会社ヘラルボニー概要】 |
「異彩を、 放て。」をミッションに、障害のイメージ変容と福祉を起点に新たな文化の創出を目指すクリエイティブカンパニー。障害のある作家が描く2,000点以上のアート作品をIPライセンスとして管理し、正当なロイヤリティを支払うことで持続可能なビジネスモデルを構築。自社ブランド「HERALBONY」の運営をはじめ、企業との共創やクリエイティブを通じた企画・プロデュース、社員研修プログラムを提供するほか、国際アートアワード「HERALBONY Art Prize」の主催など、アートを軸に多角的な事業を展開しています。2024年7月より海外初の子会社としてフランス・パリに「HERALBONY EUROPE」を設立。 |
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会社名:株式会社ヘラルボニー / HERALBONY Co.,Ltd. |
所在地:岩手県盛岡市開運橋通2-38(本社)、〒104-0061 東京都中央区銀座2丁目5−16 銀冨ビル3F受付(東京拠点) |
代表者:松田 崇弥、松田 文登 |
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コーポレートサイト:https://www.heralbony.jp
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オンラインストア:https://store.heralbony.jp/
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