~共創パートナーとともに地域イノベーター支援エコシステムを構築~
・JR東日本グループは、グループ経営ビジョン「勇翔2034」において、ライフスタイル・トランスフォーメーション(LX)に取り組んでいます。

・株式会社野村総合研究所(以下「NRI」)と共同で、地域創生を目的として「株式会社地域みらいブレインリンク」(以下「地域みらいブレイン」)を設立します。JR東日本グループの多様なお客さま接点やネットワークと、NRIのリサーチ力や課題解決力をかけ合わせ、地域イノベーターに対して、ビジネスの種づくりから社会実装までを支援します。

・今後、地域課題の解決に挑む地域イノベーターを募ります。また、TAKANAWA GATEWAY CITYをハブとして、共創パートナーとも連携し、イノベーション拠点「LiSH」を、当社営業エリアを中心とした日本国内およびアジア圏を中心とした海外に展開していきます。第一弾として「LiSH Akita(仮称)」を開設します。
地域未来ブレインキービジュアル
地域みらいブレインは、地域のお困りごとに寄り添い、「当たり前を超えていく」ことを志す地域イノベーターの皆さまに向けて、確かな分析力によるコンサルディングや、豊富な顧客接点を活かしたマーケティング支援、実証実験を通した社会実装、さらには顧客とのマッチング等からなる販売促進まで、一貫でご支援する地域創生インキュベーターです。
※「勇翔2034」および「ライフスタイル・トランスフォーメーション(LX)」:https://www.jreast.co.jp/company/ir/management/vision/
※TAKANAWA GATEWAY CITYのビジネス創造施設「LiSH」およびTAKANAWA GATEWAY CITYを拠点とした広域スタートアップエコシステム:https://www.jreast.co.jp/press/2023/20240305_ho02.pdf
 
1.「地域みらいブレインリンク」概要
地域みらいブレインは、地域のビジネスをリデザインし、政策提言等へも繋げていくシンクタンクとしての活動と、事業化までの伴走支援活動を一体的に提供します。
・法人名:株式会社地域みらいブレインリンク
・設立:2025年10月
・設立主体:JR東日本、NRI
・代表者:代表取締役社長 永杉 博正
・資本金:4億円(資本準備金4億円)
・所在地:「TAKANAWA GATEWAY Link Scholars' Hub(LiSH)」Studio1
(東京都港区高輪2丁目21-1 THE LINKPILLAR 1 NORTH 6・7F)
2. 地域イノベーター支援に向けた重点領域
地域みらいブレインは、くらし・経済・人材に関する地域課題を重点領域として位置づけ、100年先を見据えた地域活性化のシナリオを提案します。1社単独では難しいデジタルプラットフォームをはじめとするDX支援や、営業・事業継承支援を行い、地域イノベーターの挑戦を後押しします。

1. 地域のくらしの基盤・生活インフラ(移動・交通/ヘルスケア)
持続的な生活サービスのあり方の研究に基づき、デマンド交通や自動運転技術の活用による持続可能な地域交通を支援します。また、医療や薬局などの地域のヘルスケア事業者に対して、オンライン診療等の活用により、患者との接点拡大を支援します。

2. 地域の産業・経済振興(食農・一次産業/観光・交流)
新たな地方経済活性化のあり方の研究に基づき、スマート農業の推進や6次産業化等により、収益性の向上・持続的な産業を支援します。また、DXにより、宿泊観光業の事業継承や運営効率化を支援します。

3. 地域イノベーターの創出に繋がる人材・イノベーション・教育
地域を支える人材の育成・創出や人材流動化のあり方の研究に基づき、地域のプレイヤーによる自律的な地域課題解決型ビジネスの創出・運営に向けて、共創パートナーとともにナレッジを提供します。
移動・交通イメージ
ヘルスケアイメージ
食農・一次産業イメージ
3. 地域イノベーター活動拠点としての「LiSH」ネットワークの展開
TAKANAWA GATEWAY CITYのビジネス創造施設「LiSH」と「野村マネジメント・スクール」、各地に新設する「LiSH」を繋ぎ、地域イノベーターとの協働を開始します。

・秋田駅ビル「アルス」に設立予定の地域イノベーション拠点「LiSH AKITA(仮称)」を皮切りに、日本各地・世界に「LiSH」を開設し、TAKANAWA GATEWAY CITYの「LiSH」をハブとした地域イノベーター支援ネットワークを構築します。

・地域みらいブレインは、「地方経済」「生活サービス」「人材・イノベーション」に関する研究成果を踏まえ、広域的な課題解決シナリオに基づく持続的なビジネスモデルを示し、地域課題解決に取り組む地域イノベーターを10月より募集します。「JRE Station カレッジ」とも連携しながら、鶴岡等でも実績のあるNRIのイノベーション創出支援のプログラムをカスマイズした起業創発プログラムを提供し、地域イノベーターのビジネスの種づくりから社会実装まで支援します。今後、HP上で募集を行います。
・地域みらいブレインは、各地の「LiSH」会員と、ハブとなるTAKANAWA GATEWAY CITYの「LiSH」会員をはじめとする多様なパートナーを接続し、ナレッジの共有から、マッチング機会や商談機会の提供、実証実験や首都圏・海外での販売の支援までを行います。
LiSH展開イメージ
地域みらいブレインは、関係人口・定住人口の増加に向けて、地域イノベーターの事業化支援に繋がるデジタルサービスなど、地域イノベーターの活動を支援します。地域のくらしの基盤づくり・産業づくり・人づくりを通じて、ライフスタイル・トランスフォーメーション(LX)および地域の心豊かなくらしづくりに貢献します。 
地域みらいブレイン重点領域
<お問い合わせ先について>
地域イノベーターとしての活動にご興味のある方や、自治体の皆さま、地域の企業の皆さまのご参画をお待ちしております。
「TAKANAWA GATEWAY Link Scholars’ Hub (LiSH)」HPよりお問い合わせください。
今後、地域みらいブレインリンクのHPの公開も予定しています。
※10月下旬予定
<TAKANAWA GATEWAY CITYビジネス創造施設「LiSH」について>
「TAKANAWA GATEWAY Link Scholars’ Hub (略称LiSH)」は、ディープテック分野などの100社以上のスタートアップをサポートする多様な人材や支援制度を揃え、広域スタートアップエコシステムの拠点となる施設です。世界中の社会課題に対して、多様で先端的な知とのコラボレーションの機会や、鉄道データを含む街のデータ基盤(都市OS)による分析、多様な資金サポートの提供により、ソリューションを生み出し、育て、社会実装までサポートします。
個室やコワーキングスペースに加え、ベースラボ、水圏ラボ、植物ラボ、微生物ラボなどのシェアラボを備えているほか、街全体を実験場として、様々なフィールドをご用意しています。
新たなビジネス創出に向けて、新規会員を募集しています。
LiSH公式ホームページ:https://www.takanawagateway-lish.com/
お問い合わせ先:takanawagateway-lish@jreast.co.jp