~紅茶月である11月限定開催。熟練の茶師の技巧に触れ、特製甘味とともに和紅茶を味わう~ |
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静岡県・浜松市の舘山寺温泉に位置する、煎茶をテーマにした温泉旅館「界 遠州」では、2025年11月3日から11月26日の期間、手業のひととき「国の登録無形文化財『手揉み製茶』の技が息づく、和紅茶手揉み体験」を開催します。「手揉み製茶」保存会の師範、鈴木康之氏より手ほどきを受けながら、お茶を揉み上げ、和紅茶づくりを体験します。仕上げた和紅茶は、特製の甘味とともに味わうことができます。宿では、水出し和紅茶や、和紅茶の茶香炉など、様々な形で和紅茶を楽しみます。茶師の技術に触れ、実際に味わうことで、一杯のお茶に込められた手間と工夫を知ることができる滞在です。 | |||||||||||
手業のひとときとは | |||||||||||
「手業のひととき」とは、地域の文化を継承する職人や作家、生産者の方々に出会い、お客様がその希少な技を間近で見たり、舞台裏を知ったりできるご当地文化体験です。「界」ではブランド発足以来、その地域、その季節ならではのおもてなしを大切にしています。界のスタッフは職人や作家、生産者の方々から、ご当地の文化や手仕事を教わり、その地域に一層愛着を感じるという経験を重ねてきました。その経験をもとに、お客様にもぜひ地域の文化を継承する職人や作家、生産者の手業に触れて欲しいという思いで「手業のひととき」を2021年4月より開催しています。これまでに19施設で25の体験を実施し、界全体で1600名を超える利用がありました。 | |||||||||||
詳細URL:https://hoshinoresorts.com/jp/sp/tewaza/ | |||||||||||
界 遠州の手業のひとときについて | |||||||||||
「和紅茶」は、緑茶と同じチャノキ(*1)から作られ、渋みが少なく、まろやかな味わいが特徴です。この味わいを作り出す「手揉み製茶」は、煎茶などの茶種を手作業で作る伝統的な技であり、2024年11月に国の「登録無形文化財」に登録されました。一方で、国内の緑茶消費量は、2008年と比較して約3割減少しており(*2)、お茶離れが懸念されています。このような状況で、界 遠州では、2021年より「まるたま製茶」とともに新茶の時期限定で、手業のひととき「自然の恵みをまるごと感じる新茶摘みと製茶体験」を提供してきました。この取り組みが今年で5年目を迎えるにあたり、「手揉み製茶」という貴重な伝統技術に触れ、多様なお茶の楽しみ方として注目される「和紅茶」の魅力を知ることで、お茶を日常的に楽しむきっかけを提供したいという想いから、当プログラムを考案しました。 | |||||||||||
*1 お茶の木。 | |||||||||||
*2 農林水産省「茶業及びお茶の文化に係る現状と課題」 | |||||||||||
界 遠州の手業のひとときの特徴 | |||||||||||
1.国の登録無形文化財「手揉み製茶」で和紅茶づくりを体験 | |||||||||||
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2.揉み上げた紅茶を、特製甘味とともに味わう | |||||||||||
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完成した紅茶は、製茶店特製の甘味「緑茶あんのおしるこ」とともに味わうことができます。おしるこには、80年の歴史を持つ豊かな茶畑で育まれた希少な品種「玉の白」を使用しています。揉み方によって味にも個性が生まれるため、自分だけの和紅茶と甘味のペアリングを堪能できます。 | |||||||||||
3.界 遠州では、和紅茶の魅力をさらに深く体感 | |||||||||||
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手揉み体験の後、界 遠州では、製茶店特製の「ひめさま和紅茶」を水出しで提供します。水出しならではの、爽やかな風味を味わえます。また、客室には茶香炉を設え、和紅茶の優しい香りとともにくつろぐことができます。館内の「美茶楽(びちゃらく)ラウンジ」では、別種の和紅茶を用意し、多様な和紅茶の味わいを楽しむことができます。 | |||||||||||
お茶農園:「まるたま製茶」プロフィール | |||||||||||
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静岡県浜松市浜名区にある自園自製のお茶屋。“自分のこどもに自信をもってのませたいお茶づくり”を目指し、自然の恵みそのままに、除草剤を一切使わず、環境に負担をかけないお茶栽培を行っています。また、その茶葉を使って自社工場で深蒸し緑茶をメインに、ほうじ茶・玄米茶・和紅茶を製造しています。 | |||||||||||
「手業のひととき」を担当する まるたま製茶 鈴木 康之氏 | |||||||||||
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手業のひととき「国の登録無形文化財『手揉み製茶』の技が息づく、和紅茶手揉み体験」概要 | |||||||||||
期間:2025年11月3日~2025年11月26日 *月、火、水曜日のみ実施 | |||||||||||
時間:12:30~15:30 | |||||||||||
料金:12,000円/人(税込) | |||||||||||
場所:まるたま製茶 | |||||||||||
定員:1日1組(1組2~4名) | |||||||||||
予約:公式サイトより7日前までに要予約 | |||||||||||
【モデルスケジュール】 | |||||||||||
<1日目> | |||||||||||
12:30:「まるたま製茶」にて手業のひととき | |||||||||||
16:00:チェックイン | |||||||||||
16:50:秋のご当地楽「熟成本山茶体験」参加(当日予約制) | |||||||||||
17:30:旬の食材を使用した会席料理を味わう | |||||||||||
20:45:客室で和紅茶の水出し、和紅茶の茶香炉を楽しむ | |||||||||||
<2日目> | |||||||||||
7:00 :浜名湖を望む館内の茶畑にて「浜名湖茶摘み体操」 | |||||||||||
8:00 :茶箱で提供する「茶箱朝食」 | |||||||||||
9:00 :季節に合わせた朝限定のフレーバーを味わう「朝茶」 | |||||||||||
12:00:チェックアウト | |||||||||||
界 遠州(静岡県・舘山寺温泉) | |||||||||||
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全室から浜名湖を臨む温泉旅館。浜松伝統の遠州綿紬の設えを施したご当地ならではの客室や趣の異なる⼆つの大浴場、浜名湖名物のうなぎをはじめ、旬の食材をふんだんに使った会席料理をご用意。毎夕開催の「季節の煎茶体験」や、茶葉を詰め込んだ篭が浮かぶ「お茶玉風呂」など、静岡ならではのお茶のおもてなしが魅力です。 | |||||||||||
所在地:〒431-1209 浜松市中央区舘山寺(かんざんじ)町399-1 | |||||||||||
電話:050-3134-8092(界予約センター) | |||||||||||
客室数:33室 | |||||||||||
チェックイン:15:00/チェックアウト:12:00 | |||||||||||
料金:1泊 38,000円~(2名1室利用時 1名あたり、サービス料込・税込、夕朝食付) | |||||||||||
アクセス:JR東海道新幹線浜松駅より 車で約40分 | |||||||||||
URL https://hoshinoresorts.com/ja/hotels/kaienshu/ | |||||||||||
界とは | |||||||||||
「界」は星野リゾートが全国に23施設を展開する温泉旅館ブランドです。「王道なのに、あたらしい。」をテーマに、季節の移ろいや和の趣、伝統を生かしながら現代のニーズに合わせたおもてなしを追求しています。また、その地域の伝統文化や工芸を体験する「ご当地楽」や、地域の文化に触れる客室「ご当地部屋」が特徴です。2026年夏には長野県・浅間温泉の「界 松本」がリニューアルオープン、2026年春には群馬県・草津温泉に「界 草津」、夏には広島県・宮島口温泉に「界 宮島」が新規開業予定です。 | |||||||||||
URL:https://hoshinoresorts.com/ja/brands/kai/ | |||||||||||
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静岡県・浜松市の舘山寺温泉に位置する、煎茶をテーマにした温泉旅館「界 遠州」では、2025年11月3日から11月26日の期間、手業のひととき「国の登録無形文化財『手揉み製茶』の技が息づく、和紅茶手揉み体験」を開催します。「手揉み製茶」保存会の師範、鈴木康之氏より手ほどきを受けながら、お茶を揉み上げ、和紅茶づくりを体験します。仕上げた和紅茶は、特製の甘味とともに味わうことができます。宿では、水出し和紅茶や、和紅茶の茶香炉など、様々な形で和紅茶を楽しみます。茶師の技術に触れ、実際に味わうことで、一杯のお茶に込められた手間と工夫を知ることができる滞在です。