日本全国47都道府県のカーボンニュートラル実現を目指す株式会社バイウィル(本社:東京都中央区、代表取締役社長:下村 雄一郎、以下「バイウィル」)は、福島県南会津郡南会津町(町長:渡部 正義、以下「南会津町」)と、株式会社東邦銀行(本店:福島県福島市、取締役頭取:佐藤 稔、以下「東邦銀行」)と南会津町のカーボンニュートラル及びサーキュラーエコノミー実現に向けた連携協定を締結しました。 |
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3者は本協定をもとに、J-クレジット(*1)をはじめとする環境価値の創出・流通や、新たなビジネスモデルの創出に取り組みます。 |
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(写真左から)バイウィル 代表取締役社長 下村雄一郎、南会津町 副町長 二瓶勝俊氏、東邦銀行 常務執行役員 会津営業部長 菊地広幸氏 |
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*1:J-クレジットとは、森林経営や省エネ設備の導入、再生エネルギーの活用等、事業者による脱炭素活動により得られたCO2等の温室効果ガスの排出削減量や吸収量を「クレジット」として国が認証したもの。発行されたクレジットは他の企業等に売却することができ、購入者はカーボン・オフセットに活用することができる。 |
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【締結日】 |
2025年9月5日 (金) |
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締結日当日には、南会津町役場にて締結式を執り行いました。 |
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【協定内容】 |
3者は、地域におけるカーボンニュートラルおよびサーキュラーエコノミーの実現に寄与することを目的として、以下の事項について協力します。 |
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(1)J-クレジットを活用した事業推進 |
(2)環境価値に関する情報・サービス・ノウハウ等の提供 |
(3)環境価値を活用した新たなビジネスモデルの創出 |
(4)その他、本協定の目的に資すると当事者が認める事項 |
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【締結の背景】 |
町の総面積のうち、森林面積が92%を占める緑豊かな南会津町は2007年に「南会津町地域新エネルギービジョン」を策定し、木質バイオマスや太陽光、地中熱・雪氷冷熱など地域資源を活かした再生可能エネルギー導入をこれまで推進してきました。また、2025年3月に、「南会津町地球温暖化対策実行計画(区域施策編)」を策定し、二酸化炭素の排出量実質ゼロを目標とした「豊かな自然と生活環境を次世代につなごう ゼロカーボンタウンみなみあいづ」を掲げ、町民・地域事業者と一体となって取り組みを進めています。 |
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一方、バイウィルは、東邦銀行と2023年11月に顧客紹介契約を締結し、ともに地域の脱炭素を目指してきました。今回も東邦銀行から南会津町へバイウィルが紹介されたことで、南会津町の地域特性を活かした取り組みをJ-クレジット創出・活用へと繋げ、脱炭素活動のさらなる拡大に活かすべく、本連携協定に至りました。 |
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*参考) |
・南会津町:「南会津町 地球温暖化対策実行計画 (区域施策編)」 |
(https://www.town.minamiaizu.lg.jp/material/files/group/10/kuikisisakuhen_honpen.pdf) |
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【今後の展望】 |
南会津町の脱炭素化を目指し、3者が連携して、J-クレジットの創出および流通を進めてまいります。 J-クレジットの創出方法(方法論)については、森林経営による創出から検討しており、その後、その他の方法論についても検討する予定です |
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バイウィルは、南会津町におけるJ-クレジット創出プロジェクトの登録・申請からモニタリング、創出したクレジットの販売までをシームレスに支援します。また、販売に関しては、東邦銀行とも協力し、「地産地消」によって南会津町をはじめとする地域の脱炭素化を促進します。 |
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【3者概要】 |
<南会津町 概要> |
■代表者:町長 渡部 正義 |
■所在地:福島県南会津郡南会津町田島字後原甲3531番地1 |
■公式HP:https://www.town.minamiaizu.lg.jp/official/
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<東邦銀行 概要> |
■名称:株式会社東邦銀行 |
■代表:取締役頭取 佐藤 稔 |
■本店:福島県福島市大町3-25 |
■事業内容:銀行業 |
■公式HP:https://www.tohobank.co.jp/
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<バイウィル 概要> |
■名称:株式会社バイウィル |
■代表者:代表取締役社長 下村 雄一郎 |
■所在地:東京都中央区日本橋2-3-21 群馬ビル6階 |
■事業内容: |
・環境価値創出支援事業(クレジット創出) |
・環境価値売買事業(クレジット調達・仲介) |
・脱炭素コンサルティング事業 |
・ブランドコンサルティング事業 |
■公式HP:https://www.bywill.co.jp/
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